金融大量破壊兵器「CDS(Credit Default Swap)」とは「CDS(Credit Default Swap)」とは、企業の債務不履行(デフォルト)リスクを回避するために金融工学を駆使して開発された金融商品で、企業倒産によって銀行が融資を回収できなくなった場合の元本と利息を、保険料の支払いと引き換えに他の第三者(CDSの売り手)に保証してもらうことで、銀行は貸し倒れリスクを融資から切り離せるという仕組みとなっている。
これによって銀行はそれまで貸し倒れ引当金として手元においておく必要のあった準備金を融資に回すことができるようになり、より多くの利子収入が得られるようになった。 しかし、大手投資銀行リーマン・ブラザーズの破綻によって、債券を保証することで保険料を受け取っていたCDSの売り手自体がデフォルトすることで、保証されていたはずの債券の損失が補填されないことが明らかになり、世界規模での金融危機を発生させる原因となっている。 かつて、アメリカの著名投資家ウォーレン・バフェット氏は、このCDSを「金融大量破壊兵器」と呼んだ。 「CDS」--ウォール街を破滅させた怪物 バンカーたちが思いついたのは、ある種の保険商品だ。貸し倒れた場合の元利金の支払いを第三者に保証してもらい、代わりに銀行は保険料を払う。そうすれば、JPモルガンはリスクをバランスシートから切り離し、準備金を取り崩して商売に回すことができる。
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http://alfalfa.livedoor.biz/archives/51376250.html
【ニューヨーク=池松洋】経営破綻(はたん)した米証券大手リーマン・ブラザーズを対象にした、金融派生商品(デリバティブ)のクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)の清算価値が10日、元本の8・625%に決まった。
金融派生商品を扱う事業者の業界団体「国際スワップ・デリバティブス協会」(ISDA)が発表したもので、破綻後に暴落したリーマンの社債の価値などに連動する形で決まったという。
市場推計ではリーマン関連のCDSの契約残高(想定元本)は約4000億ドル(40兆円)。この9割以上が損失となり、リーマンの社債保有者などからCDSを引き受けた金融機関などがかぶることになる。ただ、契約時の手数料などで損失の一部はカバーされる
可能性がある。