生活保護制度とは - コメント[1]

生活保護制度は、資産や能力等すべてを活用してもなお生活に困窮する方に対し、困窮の程度に応じて必要な保護を行い、健康で文化的な最低限度の生活を保障し、その自立を助長する制度。支給される保護費は、地域や世...  全文を表示

1: Posted by 名無しさん at 2012/05/26 12:22:26

ここ数日、芸能人の母親が生活保護を貰っているという話題で持ちきりだ。
生活保護費が3兆円を突破したとしてNHKでも特集が組まれるほど、受給者の増加は問題になっている。

これだけ税収が減っている時期に受給者増加が問題であることは間違いないだろう。しかし受給者増加は問題の「原因」なのか? そうではなく、あきらかに「結果」だ。因果を逆に捉えると、問題の本質を見誤る。受給者増加の原因は明らかで、不景気と高齢化だ。
いち芸人の母親の問題に青筋を立てて怒っている方々に一つ思い出して貰いたいことがいくつかある。ほんの数年前だが、2007年におにぎりが食べたいと書き残して餓死をしてしまった男性が居た。その後、いわゆる「水際作戦」によって、始めから生活保護を受け取らせないよう、一部の自治体が行っていた措置が問題視されるようになった。

具体的には申請に来た人に対して、就職活動を頑張れと言って追い返し、申請書すら渡さない、といったやり方だ(上記の餓死した男性のケースでは、病気で働けない状況にもかかわらず、「もう働けるでしょう」と実質的に援助を打ち切られたようだ)。

http://blogos.com/article/39833/