[福島第1原発]使用済み燃料棒70本震災前から破損、プール内保管の使用済み燃料の4分の1 - コメント[1]
福島第1原発1号機の使用済み燃料プール内にあった燃料棒70体(プール内に保管されていた使用済み燃料292体の4分の1に相当)が東日本大震災前から損傷していたことが明らかになった。福島第1原発1号機は周知のように水... 全文を表示
http://sun.ap.teacup.com/souun/12633.html
今回公表された約80体の破損燃料のほとんどが燃料ペレットを入れている被覆管(燃料棒の筒)にピンホールって微小の穴が空いてるんだ。
その穴からクリプトンやキセノンって希ガスやヨウ素が出る状態なんだ。
破損した燃料は、以前の東海村や六ヶ所の再処理工場は受け入れてくれないし、処理方法が現在も確立されてないので、サイト内のプールに保管するしかないんだ。
だから、1Fの破損燃料は最後に今の輸送キャスクと別なキャスクで移動・保管するみたいなんだ。
そもそも、なんでピンホールが空いちゃうのかって言うと、昔の燃料は燃料ペレットと被覆管が中で接触して熱で被覆管が溶け、穴が空いてたらしいんだ。
その後、燃料棒の改良されて、その原因で穴が空くことはなくなったんだけど、最近は別な原因で穴が空いちゃううんだ。
それはフレッティング現象って言って、燃料棒と小さな異物が接触して微小な振動により被覆管が磨耗して穴が空いちゃうんだって。