金融大量破壊兵器「CDS(Credit Default Swap)」とは - コメント[1]
「CDS(Credit Default Swap)」とは、企業の債務不履行(デフォルト)リスクを回避するために金融工学を駆使して開発された金融商品で、企業倒産によって銀行が融資を回収できなくなった場合の元本と利息を、保険料... 全文を表示
リーマン対象のCDS、残高約4000億ドル(約40兆円)の大部分が損失の公算
http://alfalfa.livedoor.biz/archives/51376250.html
【ニューヨーク=池松洋】経営破綻(はたん)した米証券大手リーマン・ブラザーズを対象にした、金融派生商品(デリバティブ)のクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)の清算価値が10日、元本の8・625%に決まった。
金融派生商品を扱う事業者の業界団体「国際スワップ・デリバティブス協会」(ISDA)が発表したもので、破綻後に暴落したリーマンの社債の価値などに連動する形で決まったという。
市場推計ではリーマン関連のCDSの契約残高(想定元本)は約4000億ドル(40兆円)。この9割以上が損失となり、リーマンの社債保有者などからCDSを引き受けた金融機関などがかぶることになる。ただ、契約時の手数料などで損失の一部はカバーされる
可能性がある。