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A 東京都知事選は、原発即時ゼロを掲げる殿様細川護煕（ほそかわもりひろ）元首相で決まりか

医療法人グループである徳洲会から5000万円の老後の資金を受け取ったことで追求を受け辞任に追い込まれた猪瀬直樹前知事の公認を選出する東京都知事選では、関ヶ原の戦いなどで活躍した戦国大名・細川忠興の子孫で肥後熊本藩主だった肥後細川家の第18代当主の細川護煕（ほそかわもりひろ）元首相が最有力候補に浮上している。

細川元首相にたいしては、アメリカのブッシュ政権の言いなりとなって郵政民営化やイラクへの自衛隊の派兵を強行した小泉元首相や湾岸戦争で100億ドルの拠出を決めた元自民党幹事長（現在は生活の党代表）の小沢一郎氏らが支持を表明しており、その話題性から本筋の脱原発候補である宇都宮健児氏は「脱原発」という「看板」を強奪される格好となっている。

自民党や公明党の支援を受ける原発推進勢力の尖兵としては、元政治学者の舛添要一氏が立候補を表明しているが、舛添氏は過去に自民党を除名されていることから自民党からの支持は弱く、華族出身で血統が良く知名度の高い細川元首相には勝てそうもない状況だ。

また、石原慎太郎元東京都知事らは自衛隊出身で放射能は健康に良いと主張し、日本の核武装を唱える田母神元航空幕僚長を支持しているものの、ネトウヨの熱い支持も
虚しくドクター・中松氏と同様の泡沫候補に終わりそうだ。

細川護熙 - Wikipedia
細川元首相、都知事選候補に浮上　「脱原発」争点に
都知事選:細川氏「原発即ゼロ」　２１日に会見で公約発表
【都知事選】グーグルのトレンドでは細川護煕氏がトップ！出馬会見で急上昇！世論調査は調査会社によって大きな差がある！

細川氏は足利氏の支流で本姓は源氏。河内源氏の棟梁として知られる鎮守府将軍源義家の子、源義国の庶子、源義清の孫、細川義季を祖とする。足利氏の有力一族の一つであり、室町時代には細川家宗家嫡流（京兆家）の細川頼之・細川勝元・細川政元らが管領として力をふるった。江戸時代に肥後藩主となった細川家は、近世初期の文化人武将として知られる細川藤孝（細川幽斎）を祖とし、その子の細川忠興を初代藩主とする。

応仁の乱 (岩波新書青版 873)
岩波書店著者：鈴木良一