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B 社説[「残業代ゼロ」法案]長時間労働を懸念する | 沖縄タイムス＋プラス

残業代を払いたくない経営者側の執念がひしひしと伝わってきます。

厚生労働省の労働政策審議会が、「高度プロフェッショナル制度」と名付けた新しい働き方の導入を柱とする報告書をまとめた。今国会に労働基準法改正案を提出し、２０１６年４月のスタートを目指している。　労基法は労働時間の上限を１日８時間、週４０時間と定め、超えた場合は企業に残業代の支払いを義務付けている。高度プロフェッショナル制度では、一定の要件を満たす労働者に対し、この時間規制を外す。　かつて「ホワイトカラー・エグゼンプション」として議論され、世論の批判が強かった制度を思い出したい。「時間に縛られず、成果に対し賃金が支払われる」と説明されれば聞こえはいいが、言ってしまえば「残業代ゼロ」のことである。

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[4080] Posted by buzei at 2015/02/17 11:43:20
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A 「残業代ゼロ法案」が更にパワーアップして復活か

企業が労働者を労働時間に関係なく廃人になるまでこき扱えるようになることから、
「残業代ゼロ法案」「過労死促進法案」などと呼ばれている「ホワイトカラーエグゼンプション」を、6月に改訂される安倍政権の成長戦略に盛り込むことを検討しているという。

海外では高収入の専門的職に限定されている「ホワイトカラーエグゼンプション」だが、日本への導入が検討されている案は更にパワーアップされており、高収入の社員のほか、労働組合との合意があれば低賃金の一般社員も対象になる。日本の労働組合はほとんどが会社側が実権を握る御用組合であるため、実際にはほとんどの社員が対象になることになる。

「ホワイトカラーエグゼンプション」については、過去に「名前を『家庭だんらん法』にしろ」「残業代が出なかったら、あほらしくてさっさと家に帰るインセンティブ（誘因）になる」などと言って無理矢理にでも導入しようとした厚生労働相がいたが、各方面からの反対が強くこれまでのところ導入には成功していない。

「残業代ゼロ」一般社員も　産業競争力会議が提言へ
残業代払わない「ホワイトカラーエグゼンプション」　新年から再度議論始まる見通し
「残業代０法案」検討中
【悲報】安倍自民「正社員の残業代をゼロ円にします」
ホワイトカラーエグゼンプション
ホワイトカラーエグゼンプション - Wikipedia
日本経済再生本部

そんなに払っていいんですか―残業代・賃金・有給休暇非常識賃金体系のすすめ
エル書房著者：宮本宗浩