[date:20071028]の検索結果
1999年に開設されこれまで幾度か閉鎖騒動を起こしてきた巨大掲示板「2ちゃんねる」、掲示板への書き込みをめぐる裁判では敗訴を続けており、常識的に考えていつ潰れてもおかしくないと思われるのですが、不思議なことにいまだに閉鎖されることなく存在し続け、管理であるひろゆき氏は2ちゃんねるから大きな収入を得ていると報道されています。2ちゃんねるはなぜ潰れないのでしょうか?
2ちゃんねるが潰れない理由の公式見解は、2ちゃんねる管理人「ひろゆき(西村博之)」著の「2ちゃんねるはなぜ潰れないのか?」を読んでいただければ良い(まえがきに書かれている)のですが、それでは到底納得がいかないので、もう少し突っ込んで2ちゃんねるが潰れない(潰されない)理由を考えてみたいと思います。
幾多のトラブルにもかかわらず「2ちゃんねる」が潰れない理由を考える上でのポイントは、政財界・マスコミに大きな影響力をもつ電通が、電通バズリサーチ(Dentsu Buzz Research)という口コミ分析サービスで2ちゃんねるを商売のネタにしていることです。
この電通バズリサーチは一応はブログも調査対象にしているようですが、大半(14億93万300記事のうちブログ記事は2億3289万8870記事)は2ちゃんねるの書き込みにもとづいたデータとなっているようです。
データの提供元となるサイトの協力なしに、このような有償(月額10万円超)サービスを提供することは可能でしょうか?YouTubeがニコニコ動画からのアクセスを拒否したように、2ちゃんねるの運営者はやろうと思えば電通バズリサーチからのアクセスを拒否することができるはずです。
当然ですが、2ちゃんねる運営とは話がついているはずです。電通はこのサービスを2ちゃんねる運営と正式に契約を結んで掲示板監視サービスを提供しているガーラを共同で行っていることから考えて、2ちゃんねるからアクセスを遮断されることなく安心して提供できる体制がすでにできているということなのでしょう。
また、ひろゆき氏がほのめかしているように、2ちゃんねるを完全に潰してしまうと、かえって自社や広告主に不都合な書き込みがネット上に分散してしまい、かえって扱いにくくなってしまうということも大きなポイントです。
IPは記録されるものの実名で書き込む必要のない2ちゃんねるなら、2ちゃんねる運営に話を通しておけば工作員を雇って不完全ながら情報操作が可能です。
おそらく、電通は支配下のマスコミ利用してネガティブキャンペーンを行い、2ちゃんねるに引きこもり、ニート、アニメオタク、誹謗中傷の巣窟などといった反社会的なイメージを持たせることで、コントロール下
に無い2ちゃんねるユーザーに不都合な書き込みがされた場合でも、「まあ、2ちゃんねるの書き込みですからね」と言ってダメージを少なくすると同時に、そのような書き込みを2ちゃんねるに集中させることで、電通がコントロールできないネット上の多数のサイトに分散することを防ぎ、金で雇った工作員が電通の言いなりにならない企業を叩いたり、自社や大口広告主の不祥事が広まらないように情報操作しやすい状況を作ろうとしているのではないかと思います。
もちろん、2ちゃんねるを利用している多くのユーザーは電通の支配下にあるわけでは無いのですが、「嘘を嘘と見抜けない人には難しい」と公言する管理人によって運営されている掲示板を自由な言論の場と勘違いする愚行は避けなければなりません。
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西鉄バスジャック事件
この事件により、「2ちゃんねる」の存在が大きく知れわたり、このころからアクセスが増加した。
電車男 - 2ch-Library
多くのマスコミで紹介され、漫画化、映画化、ドラマ化までされた2ちゃんねる発のコンテンツ。
2chドメイン差し押さえ「現実的でない」と専門家 過去に例もなし
「2ch.net」ドメイン、仮差し押さえ騒動の記事。
電通もTBSもヒロユキの手の中に
もしかしたら、そうなのかもしれません。
ひろゆき氏、去年の納税額はサラリーマンの生涯年収より多い
年収1億以上ですか。いったいどこからそんな金が流れてくるのか見当もつきませんねw
2ちゃんねるはなぜ潰れないのか? (扶桑社新書 14) 著者:西村 博之 価格:777円 扶桑社 by Amalink |
仮に2ちゃんねるという名称を持つ現状のシステムが無くなるのだとしても、2ちゃんねる的なものは必ず現れて、法律が手を出せないどこかの外国のサーバーの上で、警察権の届かないどこかの国の誰かが、その2ちゃんねる的なものを使って商売をするはずだ
2ちゃんねるが潰れない理由の公式見解は、2ちゃんねる管理人「ひろゆき(西村博之)」著の「2ちゃんねるはなぜ潰れないのか?」を読んでいただければ良い(まえがきに書かれている)のですが、それでは到底納得がいかないので、もう少し突っ込んで2ちゃんねるが潰れない(潰されない)理由を考えてみたいと思います。
幾多のトラブルにもかかわらず「2ちゃんねる」が潰れない理由を考える上でのポイントは、政財界・マスコミに大きな影響力をもつ電通が、電通バズリサーチ(Dentsu Buzz Research)という口コミ分析サービスで2ちゃんねるを商売のネタにしていることです。
この電通バズリサーチは一応はブログも調査対象にしているようですが、大半(14億93万300記事のうちブログ記事は2億3289万8870記事)は2ちゃんねるの書き込みにもとづいたデータとなっているようです。
データの提供元となるサイトの協力なしに、このような有償(月額10万円超)サービスを提供することは可能でしょうか?YouTubeがニコニコ動画からのアクセスを拒否したように、2ちゃんねるの運営者はやろうと思えば電通バズリサーチからのアクセスを拒否することができるはずです。
当然ですが、2ちゃんねる運営とは話がついているはずです。電通はこのサービスを2ちゃんねる運営と正式に契約を結んで掲示板監視サービスを提供しているガーラを共同で行っていることから考えて、2ちゃんねるからアクセスを遮断されることなく安心して提供できる体制がすでにできているということなのでしょう。
また、ひろゆき氏がほのめかしているように、2ちゃんねるを完全に潰してしまうと、かえって自社や広告主に不都合な書き込みがネット上に分散してしまい、かえって扱いにくくなってしまうということも大きなポイントです。
IPは記録されるものの実名で書き込む必要のない2ちゃんねるなら、2ちゃんねる運営に話を通しておけば工作員を雇って不完全ながら情報操作が可能です。
おそらく、電通は支配下のマスコミ利用してネガティブキャンペーンを行い、2ちゃんねるに引きこもり、ニート、アニメオタク、誹謗中傷の巣窟などといった反社会的なイメージを持たせることで、コントロール下
に無い2ちゃんねるユーザーに不都合な書き込みがされた場合でも、「まあ、2ちゃんねるの書き込みですからね」と言ってダメージを少なくすると同時に、そのような書き込みを2ちゃんねるに集中させることで、電通がコントロールできないネット上の多数のサイトに分散することを防ぎ、金で雇った工作員が電通の言いなりにならない企業を叩いたり、自社や大口広告主の不祥事が広まらないように情報操作しやすい状況を作ろうとしているのではないかと思います。
もちろん、2ちゃんねるを利用している多くのユーザーは電通の支配下にあるわけでは無いのですが、「嘘を嘘と見抜けない人には難しい」と公言する管理人によって運営されている掲示板を自由な言論の場と勘違いする愚行は避けなければなりません。
関連記事:
西鉄バスジャック事件
この事件により、「2ちゃんねる」の存在が大きく知れわたり、このころからアクセスが増加した。
電車男 - 2ch-Library
多くのマスコミで紹介され、漫画化、映画化、ドラマ化までされた2ちゃんねる発のコンテンツ。
2chドメイン差し押さえ「現実的でない」と専門家 過去に例もなし
「2ch.net」ドメイン、仮差し押さえ騒動の記事。
電通もTBSもヒロユキの手の中に
もしかしたら、そうなのかもしれません。
ひろゆき氏、去年の納税額はサラリーマンの生涯年収より多い
年収1億以上ですか。いったいどこからそんな金が流れてくるのか見当もつきませんねw
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A 世論、W.リップマン
第一次世界大戦中は情報担当陸軍大尉として、ドイツ軍の背後に投下する宣伝ビラの作成に携わった経歴をもつジャーナリスト「W.リップマン」が世論形成の仕組みについて解説した古典的名著。
現代民主主義において「神の声」とも言える「世論」が、必ずしも事実にもとづいたものとはいえない、個々の人間がもつイメージによって大きく左右されることがわかりやすく説明されています。
民主主義の理論では、人が正しい判断を行なうために必要な情報を十分にもっているという前提になっているにもかかわらず、複雑な現代の社会においては、人は世の中の全ての事柄に対し正しい判断を下すための情報を持てるわけではないため、事実にもとずいた情報ではなく、個々の人間の頭の中にあるイメージによって判断されていることを鋭く指摘しています。
また、どんな人間であっても、自分の生活環境からかけ離れた知らない事柄について判断するためには、誰かの情報に頼らなければならないのですが、新聞によって伝えられるニュースは、例え事実と異なっているとしても、それを確かめる手段を持たない読者には、それが事実であるかのように受け取られてしまうため、これを利用して抜けめない宣伝屋が、情報の受け手となる人々が、都合の良いイメージを抱くような情報を流布することによって、世論を操作することが可能であることを示唆しています。
かなり古い本ですが、現代でも新鮮な内容を多く含んでいます。政府や大企業、マスコミなどのデマやプロパガンダに踊らされないためにも、ネットで情報収集したりブログを書いたりしているのであれば是非読んでおきたい本です。
世論〈上〉 W.リップマン 岩波書店 |
現代民主主義において「神の声」とも言える「世論」が、必ずしも事実にもとづいたものとはいえない、個々の人間がもつイメージによって大きく左右されることがわかりやすく説明されています。
民主主義の理論では、人が正しい判断を行なうために必要な情報を十分にもっているという前提になっているにもかかわらず、複雑な現代の社会においては、人は世の中の全ての事柄に対し正しい判断を下すための情報を持てるわけではないため、事実にもとずいた情報ではなく、個々の人間の頭の中にあるイメージによって判断されていることを鋭く指摘しています。
また、どんな人間であっても、自分の生活環境からかけ離れた知らない事柄について判断するためには、誰かの情報に頼らなければならないのですが、新聞によって伝えられるニュースは、例え事実と異なっているとしても、それを確かめる手段を持たない読者には、それが事実であるかのように受け取られてしまうため、これを利用して抜けめない宣伝屋が、情報の受け手となる人々が、都合の良いイメージを抱くような情報を流布することによって、世論を操作することが可能であることを示唆しています。
かなり古い本ですが、現代でも新鮮な内容を多く含んでいます。政府や大企業、マスコミなどのデマやプロパガンダに踊らされないためにも、ネットで情報収集したりブログを書いたりしているのであれば是非読んでおきたい本です。
世論 (下) (岩波文庫)
岩波書店 著者:W.リップマン 価格:840円 評価:★★★★★
- 上巻、下巻を通して ★★★★
- 世論を広範囲に見渡す ★★★★★
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