兵庫県警が神戸山口組組長「井上邦雄容疑者」を詐欺容疑で逮捕

兵庫県警が指定暴力団神戸山口組組長「井上邦雄容疑者」を、他人名義で携帯電話の機種変更契約をしたとして詐欺容疑で逮捕した。井上容疑者は「事実の通りです」と容疑を認めているという。

逮捕容疑は2013年11月8日、神戸市内の携帯電話販売店で、30代の知人女性と共謀して、井上容疑者が使用する携帯電話を女性名義で機種変更契約を申し込みだまし取った疑い。

逮捕容疑が他人名義での携帯電話の機種変更なので起訴されるも微妙だが、共謀罪（テロ等準備罪）を新設する組織犯罪処罰法改正案成立へ向けて、 その必要性をアピールするには都合の良いネタになりそうだ。

神戸山口組組長を逮捕＝他人名義で携帯契約容疑－兵庫県警

神戸山口組（こうべやまぐちぐみ）

神戸山口組（こうべやまぐちぐみ）は、2015年8月に指定暴力団山口組が分裂し、山口組の中核団体「山健組」組長の井上容疑者をトップに発足した暴力団。 分裂の理由は六代目山口組が篠田建市（司忍）以下名古屋の弘道会出身者に対して、以前の主流派であった山健組他の関西系組織の不満があったと言われている。 本部は兵庫県淡路市で、組員数は2016年12月末時点で約5,500人。2016年4月15日に兵庫県公安委員会により指定暴力団に指定されている。 2017年4月30日に傘下の一部団体が組の運営方針に異議を唱え神戸山口組を離脱し、新組織任侠団体山口組を結成している。

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