福島第一原発3号機の爆発はやっぱり「核爆発」


日本政府や東京電力の説明では1号機と同じ「水素爆発」ということになっているが、2010年の春まで日本原子力安全基盤機構(JNES)で原発検査員を務めていた藤原節男氏によると、3月14日の福島第一原発3号機の爆発は「ピカドン(核爆発)」であるのは確実のようだ。

「3号機の燃料プール内では、爆発が生じるまでに冷却水が少なくなり、ジルカロイ・水反応で水素が発生。上方の燃料被覆管が溶けて、中のペレットはブロック崩し状態。プール内が原子炉さながら、小出力で臨界状態となって水が沸騰したと思われます。そして、プール水面上方で水素爆発。その圧力で沸騰水中のボイド(水蒸気)が圧縮。ボイド反応度係数はマイナスなので、一気に核分裂の反応度が高まり、即発臨界の核爆発が起きた。3号機爆発のスローモーションビデオを観ると、爆発音が3回聞こえる。これが、水素爆発の後に核爆発が生じた証拠です」

福島第一原発3号機の爆発についての解説 4月26日

核爆発災害―そのとき何が起こるのか (中公新書)
中央公論新社 著者:高田 純


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[2944] Posted by buzei at 2011/12/16 15:16:09
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東京電力 福島第一原発 3号機 核爆発

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