10月20日、中国を訪問中のフィリピンのドゥテルテ大統領が、北京市で開かれたビジネスフォーラムで演説し「軍事的にも経済的にもアメリカと決別する」と宣言。中国重視の姿勢を打ち出したことで、南沙諸島の領有権問題でフィリピンをけしかけて、中国との軍事衝突をもくろんでいた日米両政府が慌てている。
アメリカの軍産複合体の意向に従って南シナ海で中国と戦争をするために安保法制強行採決した安倍政権だが、フィリピンの反乱によって対中開戦計画は一旦頓挫することになった。
しかし、かつてフィリピンを植民地としてフィリピン人を大量虐殺してきた歴史があるアメリカがこのまま引き下がるとは思えず、今後ドゥテルテ大統領を謀略によって政権から引きずり下ろすか、場合によって暗殺を目論む可能性が高く、フィリピン政局の混乱が予想される。
安倍の目的はやはり対中戦争だった! 強行採決前「南シナで日本人が命をかける」と発言
「アメリカと決別、中国が頼り」フィリピンのドゥテルテ大統領が北京で演説、南シナ海問題は棚上げし経済優先へ
ドゥテルテ大統領「決別発言」に米国大慌て
アメリカはいかにしてスペインからフィリピンを手に入れたか~GHQが封印した歴史6
第二次世界大戦後、ポツダム宣言を受け入れた日本はアメリカ軍によって占領された。日本を占領下においたGHQは占領した日本の思想と文化とを殱滅するための検閲を周到に準備し、実行した。
しかし、このGHQによる検閲は徹底的に秘匿されため、ほとんどの日本人は報道される情報が検閲済であることを認識することができず、その価値観や意識はアメリカにとって都合のいいようにコントロールされることとなった。現在まで続くアメリカによる情報統制の原点を掘り下げた名著。
閉された言語空間―占領軍の検閲と戦後日本 (文春文庫)
文藝春秋 著者:江藤 淳 価格:620円 評価:★★★★★
- もっ多くの人に知って欲しい。 ★★
- 現在まで続く米国検閲システムの驚異 ★★★★★
- 「ジャーナリスト」は二度死ぬ ★★★★★
- GHQによる戦後日本の戦争贖罪植付け教育とマスコミの自己検閲 ★★★★
- 歴史は、勝者によって書き換えられる。 ★★★★★
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地政学とは「自国の国益のために行う戦略」についての学問で、国際社会では常識とされている。日本でも第二次世界大戦以前は盛んに研究されていたが、アメリカの占領下に置かれた敗戦後はGHQによって研究が禁止され、危険な学問として日本では長らく封印されてきた。
しかし、世界が「カオス化」していく中、 日本がアイデンティティを取り戻し、世界に伍していくために、地政学という 「世界の常識」を知らなければならない。
“悪の論理”で世界は動く!~地政学 日本属国化を狙う中国、捨てる米国
フォレスト出版 著者:奥山 真司 価格:1,575円 評価:★★★★
- たいへん読みやすい本だ ★
- これは、若きリアリストを育てる最高の教科書だ! ★★★★★
- 日本を変える素晴らしい本 ★★★★★
- 地政学の若手第一人者の著作として非常にがっかり ★
- 30年前のベストセラーを暗示? ★★★★★
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人気漫画「美味しんぼ」の原作者として知られている雁屋哲氏が、昭和天皇や元首相の岸信介を自身のブログで売国奴と批判したことが波紋を呼んでいる。
「鳩山由紀夫氏を攻撃するのは誰か:昭和天皇・岸信介をはじめ売国奴が頂点に君臨し続けた日本」
鳩山由紀夫氏を攻撃するのは誰か
鳩山由紀夫氏が、今回、公約を全て守ることが出来なくても、これは、アメリカに対する隷属関係から自由になる第一歩を日本国民に示した重要な意義があると、私は考えたい。
無闇に、鳩山由紀夫氏を批判する勢力の正体を、国民は知るべきだ。
(その正体は凄いよ。どろどろしているよ。目をふさぎたくなるよ。そう言う人間が、大手を振って跋扈しているのが今の日本なんだよ。)
結局、鳩山由紀夫氏は、アメリカと、アメリカに仕える日本人の有力者たちによって、打ち負かされるだろう。
公約を守れなかったのは鳩山由紀夫氏個人の責任である、と言い立てるのは、そのような人達とそのような人達に盲従する人達だ。
タイトルだけだととんでも発言のように見えますが、よく読むと当たり前のことを言っているだけですね。さすが元電通社員だけあっていろいろご存知のようです。
昭和天皇が「米国が沖縄その他の琉球諸島の軍事占領を継続するよう希望する」と発言したのも史実ようです。
【沖縄戦関連の昭和天皇発言】
6【沖縄占領】
「米国が沖縄その他の琉球諸島の軍事占領を継続するよう希望する」「米軍の軍事占領は、日本に主権を残したままでの長期租借-二十五年ないし五十年あるいはそれ以上-の擬制にもとづくべきである」(47・9、GHQ政治顧問シーボルトの「マッカーサー元帥のための覚書」。宮内庁御用掛の寺崎英成が天皇のメッセージとして伝えたもの)
http://hc6.seikyou.ne.jp/home/okisennokioku-bunkan/okinawasendetakan/syowatennohatugen.html
どういう人が雁屋哲氏が指摘するアメリカに仕える売国奴なのかは、以下のブログを読めばよくわかります。
鳩山問題はある意味で日本社会の凄いリトマス試験紙になってる
たしかに普天間問題は売国奴を洗い出す凄いリトマス試験紙になってますね。
美味しんぼ 104 食と環境問題 (ビッグコミックス)
小学館 著者:雁屋 哲,花咲 アキラ 価格:540円 評価:★★★
- 人間ドラマが見たい ★★
- テレビコメンテーター以下 ★★
- なんて言うか ★★
- 料理漫画が読みたい ★★
- 原点回帰を… ★★★
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かつて日本の教育改革を担当したGHQの役人は、こう豪語したそうだ。
「日本の教育を変えて、今後は天才が出ないようにします」
戦後、彼らが押しつけてきた教育プログラムの要点は、次のようなものである。
第一に、白人に対する徹底的な劣等感を植え付けること。
第二に、アメリカは素晴らしい国だと信じ込ませること。
第三に、自分独自の意見を作らせないこと。
第四に、討論や議論を学ばないこと。
第五に、受身のパーソナリティを作ること。
第六に、一生懸命勤勉に仕事させること。
第七に、目立つ人の足を引っ張ること。
これらは、イギリスの植民地だったインドで実践された教育方針そのままだ。
要するに、上からの命令に疑問を持たず、与えれた課題だけを勤勉にこなす“しもべ”を作る教育である。
http://alfalfa.livedoor.biz/archives/51481174.html
「朝日と読売の火ダルマ時代」藤原肇著より広告による言論支配の実情R その原因として日本的な歪んだ構造があり、電通という存在が大きな力を持っていて、ここがメディアの広告斡旋を独占的に支配し、新聞社の首根...
「朝日と読売の火ダルマ時代」藤原肇著より
広告による言論支配の実情
R その原因として日本的な歪んだ構造があり、電通という存在が大きな力を持っていて、ここがメディアの広告斡旋を独占的に支配し、新聞社の首根っ子を押さえている。問屋制度を大規模にしたやり方ですが、その都度に広告面を買い取るのではなく、上半期や下半期という単位で紙面を買い切り、それを広告主に売り捌いているのです。そうなると新聞社としては経営は楽でして、広告部員が注文を取るために走り回ったり、頭を使って成績を上げる必要がなくなる。そして、営業部は電通のご機嫌伺いだけが仕事だから、馴れ合いが蔓延するのは必然になります。
F 電通の意見を忠実に聞くことが仕事になり、それが新聞杜の経営に影響すれば、記事の内容も間接的に電通の顔色を伺って、自已規制をしながら書くことになります。しかも、電通の実力はダントツというしかなく、2位の博報堂は大きな差をつけられて、自由競争がほとんど機能していないから、電通の圧倒的な支配が確立してしまった。
R 博報堂は電通に較べたらガクンと落ちるし、大阪の大広も隙間で辛うじて稼ぐ程度だから、そうなると電通の権力は絶大になる。
F 電通がそんなに圧倒的な力を持つ理由に、歴史的な背景があると思うのですが、それはどんなことだったのでしょうか?
R 戦前は電通と連合の2つの通信社があって、両方が海外情報を取り扱っていたが、大陸に侵略の舞台が広がったこともあり、政府は言うことを聞く通信社が欲しくなった。特に満洲国が国営の満洲通信を作ったし、関東軍の報道統制に協力したのを見て、日本政府も国策を遂行に
情報操作の必要性を感じ、斎藤実内閣は通信統制に乗り出したのです。そして、軍部が独裁化してファシズム体制が固り、日独防共協定が締結されたりしたので、二・二六事件が起きた1936年に、広田内閣が同盟通信を強引に発足させました。
その時に電通のニュース関係を扱う部門と、連合通信を一緒にして同盟通信を作ると共に、広告部門を担当していたセクションを切離し、広告会社としての電通にしたのです。しかも、電通は軍部の情報機関と提携して、上海を足場に中国市場に進出したのだが、特務機関の隠れ蓑として動いたわけです。
F それで戦後になって政府の広報機関として動き、自民党の広報を担当した第9連絡局が、総理府の宣伝予算を独占したのだし、GHQとの関係でCIAの東京支局として、いろんな工作に関係したと言われるのですね。
R 満洲や上海から引き揚げて来た者を引き受け、旧軍人や満鉄関係者を大量に採用して、戦後における一種の情報機関化したわけです。(略)
そんな営業路線にアメリカの広告術を取り入れ、近代化を試みたのが社長の吉田秀雄であり、有名な「鬼十則」というスローガンの下に、日本の広告市場の制覇を試みました。同時にGHQや日本政府にも食いこみ、影の情報局とか築地CIAと呼ばれて、その威力を天下に知られるほどの実績を築いて、メディアの世界を完全に掌握したわけです。
F 吉田家に書生として住みこんだ人の話では、社長は非常に厳しい親分肌の人物で、実力者の子供を優先的に入社させたり、社員を代議土の秘書に送り込んだそうです。その人は吉田社長の支援でアメリカの大学を卒業し、一種の国際フィクサーとして生きていたが、彼が電通はフィクサー集団の巣だと言ってました。
R 日本では読売の正力松太郎を怪人扱いするが、実力の点では新聞社より通信社に大人物がいて、権力を外から動かす手腕を持っており、電通の吉田秀雄や時事の長谷川才次の前では、正力も小怪人に見えるほどでしたな。
だから、日本の新聞が電通に手なづけられてしまい、テレビや雑誌のメディアも支配されたのは、説明抜きで当然と言うだけです。
秘密の鍵はニューヨークにある
F 正力が読売で実践した大衆化の路線も、背後に電通があったと考えることが出来るし、その点で[シオンの長老の議定書]の路線に注目して、実践したのが電通だとも言えそうですね。
R 日本で最初にマジソン・アベニューに目をつけ、そのノウハウを取り込んだのが吉田秀雄だから、ユダヤ仕込みの宣伝術のマスターに関しては、彼が日本で一番であっても不思議ではない。それに上海で謀略活動をした特務の人間で、影佐機関と密着していただけでなく、東条内閣時代の憲兵特高課長をやった、塚本誠大佐も戦後は電通社員だったから、知られざる秘密工作もあったでしょうな。
F その辺をもっと調べない限りは、日本の戦後秘史ははっきりしないだろうが、なぜ日本の新聞が巨大化路線を突き進んだか、解明のカギが見つかるかも知れませんね。
R 日本では軽薄なユダヤ陰謀説が蔓延して、それを吹聴して大儲けしている連中が多いが、要するに資本主義のノウハウは金儲けにあり、それをユダヤ人が最初に握っただけのことです。そして、ユダヤ人が一番大量に集まっている町が、ニューヨークだから米国は繁栄したのだし、その中心地がマジソン・アベニューだった。しかも、それに注目してビジネスに生かした最初の日本人が、電通の中興の祖の吉田社長だったから、電通は日本のメディアを支配したのです。そう考えれば至って簡単であり、電通がメディアを通じて日本を支配したのも、当然の結果だと言えるのではないですかな・・・。
F 確かにそうですね。でも、アメリカの広告代理店の場合は、自由競争の原理が機能しているせいで、1つの広告代理店の業界寡占はあり得ず、GMとフォードは別の広告会社を使うし、業種別に激しい実力競争が行われている。ところが、日本ではトヨタも日産もマツダも電通だし、家庭電器でも東芝、松下、日立、サンヨー、ソニーが、揃って電通に広告を任せているように、全く奇妙なことが罷り通っているんです。
R だから、電通は世界一の広告代理店になったのです。政府広報でも電通がダントツで、政府御用達をほとんど独占しているし、新聞広告の圧倒的なものは電通を仲介にして、もたれ合いで安易な営業をしています。そこには読者なんて存在しておらず、広告を受け取り宣伝を流す対象として、マスに対してのメディアがあるだけです。読売や毎日の幹部の子弟たちが電通社員だし、朝日の中江社長の息子も電通に入社しているが、飛び降り自殺をした事件が起きた時も、電通が工作して新聞記事にならなかった。それくらい日本のメディアは電通に押さえられ、世界有数の発行部数を誇る大新聞でも、手も足も出ない状態だから情けないんだ・・・。